十五、床に墨蹟と花入と有之事
掛軸をかざった後に花入をかざることを「片飾り」という。二つとも一度に一緒にかざることを「諸飾り」という。
床をいつも替える事はないが、旅立つ客がいたり、場合により急ぐ必要がある時などに、早々と替える事がある。また、同じ置合いが続く時にも替える事がある。
掛軸を掛ける時は、その軸の言葉・句をみて、心を修練し清らかにすること。
また絵を掛けた後に、花入をかざる事があるが、これは折れた心を新たにして散らないようにするためにする事です。
また中立ちの後に、掛軸をとり、花入を掛ける事があります。
石州流茶道教室
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