2025年8月23日(土)、文京区の石州流茶道教室にて、浴衣茶会を開催しました。場所の都合上、少人数での会となりました。
冷茶席「豊翠庵」
「瀧直下三千丈」夏の定番の掛軸です。
姫ひまわりと花草黍(はなくさきび)の花篭。
パンチボールに氷の冷水、モンステラを葉蓋に。透かしの風炉先。シーグラスの蓋置。
薩摩切子の茶入と茶杓。
夏のお道具が涼を引き立てます。
冷茶では「遊び」をテーマとしていて、お干菓子は、琥珀の積み木や有平糖のおはじき。
薄茶席「静寂庵」
「夏雲多奇峯」 夏の入道雲は珍しい峰のよう、というお軸。
中国の詩人、陶淵明(とうえんめい)の「四時歌」という季節の歌の中の夏の句になります。
青磁の鶴首に入っているお花は、薄い藤色の竜胆と薄ピンクの野鶏頭と木苺の葉。
赤い鶏頭は禁花と聞きますがピンクなので飾らせて頂きました。
あまり使わない棚の扱いに、お点前さんは少し緊張気味でした。
お軸の入道雲、お菓子は「茜空」、「星の雫」という名前の笹の葉の形をしたお茶杓を使い、夏の空をテーマにしたお席に致しました。
点心の、シャケの海苔弁も好評でした。
参加者の皆様、楽しい会にしてくださり、ありがとうございました!
暑い中、お疲れ様でした。 また9月からのお稽古頑張りましょう!
石州流茶道教室
東京都文京区千石にある茶道石州流の教室です。 ※メニューは、右上「三」をクリック! ※茶会記事は、下の写真やタイトルをクリック!
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