立派な座敷にも板床はあるが、茶室の板床は侘びの体(たい)です。板床に道具を置くとき、床の真ん中より少しずらして置くものです。(そのほうが、枯淡な味わい、趣があります。)
花入は薄板なしで、直に置くこと。薄板は水がこぼれた時のために用いるならば板床には不要なのです。
(藤林宗源の石州三百ヶ条を元に作られた「石州三百ヶ条聞書」には記載無し)
石州流茶道教室
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九、板床の事
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