2024年2月11日、東京ドームホテルのたん熊北店 熊魚菴(ゆうぎょあん)にて初釜を行いました。千石教室の社中が担当しました。
待合でお待ち頂いてから、お隣のお茶室にご案内しました。
掛軸「一華開五葉(いっかごようをひらく)」
一つの花が五つの花びらを開かせ自然に実をつけるように、我々の心の花も自然に開いて五つの知恵が備わるという意味だそうです。
香合は辰。
お花は備前花器に赤芽柳と太神楽椿。
赤芽柳は赤い皮が剥けて白銀色のふわふわの毛が出てくるので猫柳とも呼ばれています。
太神楽椿は江戸椿とも呼ばれていて、江戸時代から愛されている古典椿だそうです。
続きお薄の二席を行いました。
嶋台茶碗のお濃茶。
数茶碗は十七代の襲名記念の赤膚焼です。
三ツ輪の異なる絵が十客全て異なり楽しいお茶碗です。
主菓子は、ひので屋の東風(こち)です。
キラキラした雪の玉の様に可愛く、中は苺餡で皆さま喜んでおられました。
薄茶は辰の絵が入った主茶碗で。
お菓子は豊島屋の小鳩豆楽と諸江屋の加賀麩焼煎餅の梅です。
お茶会が終わると丁度お昼の時間でした。
たん熊さんの広々した個室で懐石料理です。
たくさんのお料理を堪能しました。
恒例の福引きもおこないました。
二十四節気の紙を小袋に入れ、11人の方に賞品が当たりました。開けてもクジが当たりなのかハズレなのか呼ばれるまでわからない初めての試みでしたが、楽しんでいただけてました!
2024年は元旦の能登地震で大変な年になり、現地の方々のご苦労やお気持ちを考えると、開催をためらいましたが、遠方の支部が変わらず活動する事で、能登半島の復興と石川県支部の再生を応援したいと思います。
石州流茶道教室
東京都文京区千石にある茶道石州流の教室です。 ※メニューは、右上「三」をクリック! ※茶会記事は、下の写真やタイトルをクリック!
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