2024年11月3日文化の日、奈良県の橿原神宮の献茶祭に当教室からは3名参加しました。
菊花をお渡しいただき、皆さま列になって内拝殿へ向かう入り口でご一緒にお祓いしてもらいます。
そのあと廻廊を通り、内拝殿の前にある花壷に菊花を入れてから、着席します。
神職のアナウンスに従って、二礼二拍手一礼や、起立・低頭・着席します。
幣殿の扉が開けられ、献上物が次々に中に運ばれます。
最後に17代のお献茶がありました。神聖な儀式はおごそかに締めくくられました。
お献茶の後は貴賓館にて、広島支部ご担当のお席がありました。
石州流清水派のキリッとした素敵なお点前は、当教室のお点前(宗家系)とは異なるので、その違いを楽しみました!
橿原神宮のお茶席で定番の大きな柿の水指は、今年も存在感たっぷりでした。
(橿原市の観光)
近くには江戸時代の風情を残す今井町があります。今井町出身の今井宗久は信長・秀吉に仕え、千利休、津田宗及と共に「天下三宗匠」として知られ、茶人として有名ですが、片桐石州の母方の曽祖父でもあり、石州の茶に影響を与えているのではないかと言われています。石州流にもご縁がある今井町を散策してみました。
広い地域に重要文化財に指定された建物が点在しております。普通に住んでおられる方がたくさんおられる地域でした。観光地化が進んでおらず静かに散策できるので、混み合った観光地が苦手な方におすすめのエリアです。
飲食店は数が少ないので、週末は事前に予約して伺うのが良さそうです。
みなさんも、橿原神宮献茶祭に参加された際には、今井町の観光もどうぞ!
石州流茶道教室
東京都文京区千石にある茶道石州流の教室です。 ※メニューは、右上「三」をクリック! ※茶会記事は、下の写真やタイトルをクリック!
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